カテゴリ:英語の学習法・概説

英語の学習法・概説のカテゴリ記事一覧。みんなに知ってもらいたいような、お勧めできることについて書いています。是非読んでみてください!!
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英語学習ではビジョンが大切

ビジョンを持つこと

 外国語学習で最も大切なことは長く続けていくことである。

 そのために重要なのは、どうすれば自分が楽しく学習していけるのかを考えて工夫することだ。

 特に有効な方法は、自分がなぜ英語を学習するのか、という目的をはっきりさせて、ビジョン(未来像)を持ち続けることである。

 例えば学習目的が、外国の人と自由にコミュニケーションをとれるようになることだとすれば、本当に楽しく、自分が外国の人と会話している様子を日々心に思い描くのである。

 自分が英語能力をすばらしく向上させて、大成功している未来像を心に持ち続け、常にワクワクしていると、学習意欲も持続させることができる。

 モチベーションさえしっかりしていれば、学習の方法をどういうものにするべきか、ということはあまり考える必要がない。

 その日その時、一番やりたい方法で学習をする、ということを続けていれば、あなたの‘やる気’が必ず理想としている未来像まであなたを導いてくれるだろう。

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英語の学習法・概説(目次)

英語学習では三日坊主もポジティブにとらえる

英語学習では三日坊主もポジティブにとらえる

いやになった学習法はとりあえずやめる

 一つの学習法を何年にもわたって楽しく続けられる人は、そのやり方がよほどその人に適しているということなので、もちろんそれはそれでいい。

 だが、多くの人が自分でやっていこうと決めた学習法の持続ができなくて、自己嫌悪に陥ったり悩んだりしている。

 自分自身にノルマを課していくことは、ある程度必要なことだとは思うが、ここまで散々述べてきたとおり、楽しんでやっていける方法こそが、それぞれの人にとってベストの学習法なのであるから、‘飽き’や‘疲れ’を感じた時点で、とりあえずはそのやり方での学習をやめてしまうことに何の問題もない。

 英語の学習をするにあたって、ひとつのやり方を持続しなければいけない、というような決まりは何もない。

 むしろ、英語学習の豊富なバリエーションを楽しみながら、自分の能力を総合的に高めていこうとする姿勢のほうが理にかなっていると思う。

 なぜなら、人間は変化を好む生き物であるからだ。

 自分にとって、あるいは全ての人にとって、英語のコミュニケーション能力を最も能率的に高めてくれる唯一の学習法があると信じて、それを模索しようとしたり、あるいは何か一つのやり方にこだわり続けたりする必要もない。

 全ての人が最良だと感じられるような学習法というのは存在しない、というのが真実であるし、自分にとって最良のやり方というのは、次に詳述するが、刻一刻変化する可能性をはらんでいる。

 唯一絶対の方法があると信じてそれを続けていこうとする姿勢は、ある意味では、自分のこれからの人生において永遠に、一種類のメニューを食べ続けようと考えるようなものだ。

 例えば、「これからはずっとカレーライスを食べ続けようか、それともラーメンを食べ続けようか、それとも焼肉を食べ続けようか…」といった具合に。

 ただ、唯一絶対の方法があると信じることが、悪いことだと決めつけることもできないのである。

 そういう方法があると信じて、それを発見するために、いろいろな学習法を試してみることは、その人にとって素晴らしい学習効果を与えてくれるはずだからだ。

 常により良い学習法を探求しようとする心構え、という意味では、そういう信念を持つことがプラスに作用することもあるかもしれない。

‘今’の気持ちを大切にする

 何らかの機会に、ある一つの学習法を試してみた時などに、「とうとう、最も効率的な英語の学習方法を発見した!」と感じた経験のある人も多いかもしれない。

そういう学習法に出会えた時は、自分がそのやり方によって急速に進歩していくのが感じられて、とてもワクワクして、楽しく学習できるものである。

 ところが、そのような学習法でさえ、ある程度の期間(時間)続けていると、‘飽き’や‘疲れ’を感じることがある。

それが数年後のことか数ヶ月後のことか数日後のことか数分後のことかはわからないが。

 これには、二つの理由が考えられる。

まず、学習者のレベルが上がることにより、過去にはベストだった方法が合わなくなってきている場合である。

こういう場合には、学習法を現在の自分のレベルに合ったものに変える必要がある。

 もう一つは、‘飽き’や‘疲れ’を感じた時点でも、学習法そのものはその学習者にとってベストのものであっても、ただ単にその人の肉体や脳が疲労した場合や、ただ単にその学習法を続けることに一時的に飽きた場合である。

こういう場合は、とりあえず学習することを止めて休憩をとったり、ペースを変えてみたり、別の学習法を試してみたりするといい。自分の体調や気分に合わせて、学習の種類ややり方を変化させる、というのも必要なことだ。

 ‘今’の自分の気分や気持ちを大切にする、というのが最も重要なことである。

 どんなにすばらしい学習法も、やり続けたら飽きるのが当然で、そうそう長い時間ワンパターンを続けられるものではない。

 ‘飽き’や‘いや気’を感じているやり方で学習を続けるのは非能率的で、時間の無駄でさえあるので、そういうやり方はすぐに中止すればいい。

 自分の感性が発するサインに忠実であるのはとても良いことであるし、真に効率的な学習を行うためには必要なことだ。

 英語の学習法の種類というのはバラエティーに富んでいるのだから、こっちが飽きたらこっちというふうに、5分ごとにやることを変えていってもいいのである。

 5分続けたくらいで一つの学習法に‘飽き’を感じた時でも、「たった5分前にあれほど楽しく意欲的にできていた学習に、もう疲れを感じ始めている。なんて情けない。」などと悩む必要は全然ない。

 一日のうち数時間を英語の学習に充てようというような場合は特に、一種類の学習法を続けるより、何種類かの学習法を取り合わせていったほうが楽なはずである。

 自分が前もって立てた‘計画’よりも、現時点での‘感性’を重視しようとする心構えも大切である。

 例えば、一日前に、「明日はこういう学習をしよう」と計画していたとしても、次の日になって計画どおりの学習をすることに気分が乗らなければ、その日にやりたい別の学習をすればいいのである。

 午後8時に、「いまから2時間、この学習をしよう」と考えても、午後9時に気が変われば、別のことをすればいい。

 今、一番楽にできそうなことを、選択し続けていけばいいわけだが、そのことを決して‘怠け’だと思う必要は無い。

 今日一番楽にできていたことが、次の日になれば重労働であったり、逆に、今日はこれをやるのはハードだと思っていたことが、次の日には一番楽にできることになっていたり、というように入れ替わることもよくあるのである。

 自分の感性が、今の自分は何をするべきかを教えてくれているのだと思えばいい。それに忠実に従った時に、最も楽しく能率的に学習を進めることができる。

 体や頭が疲れている時や、体調の悪い時などは、あまり集中力を要さない学習の仕方を選びがちだが、何かをやっている限り、それは決して‘怠け’ではない。全ての学習法は全て有効である。

 英語の学習はこうでなくてはいけない、というような狭い観念にとらわれずに、常に柔軟な姿勢でのぞめば、その日その時自分が一番やりたいタイプの学習法を必ず見出せるはずだ。

 ‘今’どんな学習をするかについての選択の幅はとてつもなく広いのだということを、常に心に留めておいてほしい。

挫折しても気にしない

 高校や大学を卒業した後で、大人になってから、英語のコミュニケーション能力を付けるために英語学習を始めようとして、とりあえず(テキストも使って)テレビやラジオの英会話番組によって、学習を始めようとする人は多い。

 そうした場合、一念発起した直後は、意欲満々で学習ができるものなのであるが、しばらく続けていると、最初の勢いはどこへいったのかと思うほどに学習意欲を失ってしまう、ということも往々にしてある。

 中には、一週間くらいで、疲れ果て挫折してしまって、自己嫌悪に陥る人もいる。

 しかしそのような場合は、一週間で挫折したことに失望するのではなく、一週間続けられたことに喜びを感じるべきなのである。

 一週間、英会話番組でテキストも使いながら学習すれば、リスニング能力およびコミュニケーション能力は確実に進歩しているはずである。

 だから、それはそれとして一応満足して、学習の種類などを変えてみるのである(疲れがひどいようなら、完全な休息を何日間か自分に与えてあげてもいい)。

 例えば、単語集を使ってゆっくりと単語を覚えるだけにしてもいいし、あるいは、リスニングの練習はやめても、せっかく買ってきたものだから、テキストを読むだけ読んでいってもいい。

 そんなこんなで学習を続けているうちにまた、数週間後とか、数ヶ月後とか、1,2年後とかに、英会話番組でリスニングの学習をしたいという意欲がわいてくるかもしれない。

 そういう時には、またリスニング練習を開始すればいいのである。

 今度は、前回よりさらにリスニング力がアップしている自分を感じられるかもしれないし、今度もまた、一週間程度で挫折することになったとしても、その一週間が、リスニング力だけでなく、全体的な英語の能力を大きく伸ばすことになるのである。

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英語の学習法・概説(目次)

英語学習のペースを変える

‘ペースを変える’ことによってマンネリ化を防ぐ

 マンネリ化を防ぐためには、‘ペースを変える’という方法もある。

 ‘ペースを変える’というのは、‘ていねいさの度合いを変える’と表現してもいい。


 例えば、1ページに一つの読み切りの話が載っているタイプの英文購読用の本を買って、毎日1ページずつ読んでいたとする。

 本の内容は、自分にとって少し難しく、意味をはっきりとわからない単語や熟語が数多いので、読んでいきながら、その過程で、そういう類の単語や熟語は全て辞書を使って調べ、その意味を本の中に書き込んでいく。

 どれだけ理解できたか自分でチェックするために用意されている設問にも全て答えて、後で解答を見て、自分で赤鉛筆などで添削をする。

 こういうていねいなやり方で学習をしていたとする。

 そういうやり方に‘飽き’や‘疲れ’や‘いや気’を感じ始めた時が、ペースを変えてみるチャンスである。

 例えば、わからない単語や熟語を辞書で調べるのは、1ページにつき、多くとも5回までとする。

 まず一つの話を、辞書を使わずにざっと読み、特に難しいと思える単語と熟語だけを5個選んで、それらを辞書で調べて意味を書き込んでおく。

 後はわからない言葉があっても、ある程度推測できるものは、調べずに放っておくのである。

 設問も、いちおう問題文だけを読んで、自分で答えを出す前に解答を見て、内容を理解する補助にだけはしておく。

 こういうふうにパターンを変えると、内容の理解度は落ちるが、それまでと比べて1ページの購読に要する時間は短くなるので、余った時間を、別の種類の学習に充てるか、または一日に2ページのペースに変えればいいのである。

 そして、このようなやり方にも飽きてきたとしたら、さらに、ていねいさの度合いを低くして、ペースを速めてみることもできる。

 今度は、わからない単語や熟語を辞書で調べるのは、1ページにつき、多くとも2回までとする。

 読み終わった後、設問には全く目を通さないで、読んだ文章の内容をある程度おおまかに理解できていると自分で感じられれば、それで良しとする。

 こういうふうにすると、1ページの購読に要する時間はさらに短くなるので、余った時間を、別の種類の学習に充てるか、または一日に3ページ以上のペースに変えればいいのである。

 こういうふうに、ある種の学習におけるていねいさの度合いに関して、いくつかのやり方のパターンを経験的に知っていれば、その日の気分や体調や、テキストの内容によって、どのパターンを選ぶかを決定することもできるわけである。

 いくつか例を示そう。

 これまでに紹介してきたやり方を、ていねいさの度合いの順にA・B・Cとする。

 例えば、今日は疲れているからCのやり方にしておこう、というふうな考えを持つこともできる。

 また例えば、ここのところCのやり方を続けてきたけれど、やはりもっとていねいにやったほうがいいと感じ出したのでAのやり方にもどそう、というようなパターンもある。

 さらに例えば、今日はAのやり方でやろうと思っていたけれど、眠くなってきたのでBのやり方に変えようとか、Cのやり方でやろうと思っていたのだけど、内容が相当に難しいのでこのページはAのやり方でやっておこう…、等々のパターンもある。

 こんな感じでやっていると、各ページの理解度のレベルにムラができてくるが、あまり気にしないことだ。

 そもそも、こうしたざっくばらんさを自分に許してあげることが、ひとつの教材やテキストを最後までやりとげるコツなのである。

 理解度のムラの調整に関しては、復習のために、二度目に同じ本を読み進めていく時に、例えば、Cのやり方でやっていた箇所を、今度はていねいなやり方でやる、などの工夫をすればいい。

 また、1ページごとに一つの話が載っているようなタイプの本は、前のほうのページから順々にやっていかなければならない、というような制約も無いことを知っておくべきである。

 あまりにも几帳面に、最初のページから順に、同じようなやり方でテキストをこなしていくことにこだわり過ぎていると、挫折する可能性が高くなる。

 ストーリーのタイトルを見て、興味の持てそうなものから順にやっていくようにしてもいい。


 英文購読用テキストの学習に関して、ていねいさの度合いのパターンを変えるやり方を書いてきたが、これは単なるひとつの例に過ぎない。

 しかし、このようにペースを変えることによって、マンネリ化が解消され、一つの学習法の持続が容易になる、というのは全ての種類の学習法に言えることなので、あらゆる学習法に関して、これを応用するようにするといいと思う。

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英語の学習法・概説(目次)

学習動機の維持のために

学習動機の維持のために

言語活動の4技能

 言語活動には読む・書く・聞く・話すの4技能がある。

 総合的なコミュニケーション能力を伸ばすために外国語学習を行っているのであれば、(自国での独学による学習の場合)読む・書く・聞く・話すの4技能のうち、どれかに重点を置いて学習するという選択のバリエーションが最初から与えられているのである。

 例えば、リスニングの練習をするのに‘飽き’や‘疲れ’を感じたら、リーディングの練習、あるいはライティングの練習、スピーキングの練習をするように、学習のタイプを変化させることもできる、ということだ。

 このことが頭に入っていると、学習動機の維持のために役立つことが多い。

 4技能のうち、どれか一つを重点的に鍛えることは、他の3技能の能力アップにも間違い無くつながる。

 例えば、英語を読む練習をすることは、英語を書いたり聞いたり話したりする能力を高める練習にも確実になっている、ということである。

 これは、外国語学習において、暗記によって知識を増やす、ということが非常に大きな要素を占めているからだ。

 例えば、教材が何であれ、‘読む’練習をすれば、その過程でたくさんの単語や熟語を必然的に暗記していくことになる。

 それは、‘書く’‘聞く’‘話す’能力の向上にも貢献していることになるわけである。

 だから、各人それぞれ、この4技能のうちどれか一つを重点的に鍛えたいと考える人も多いかもしれないが、それに飽きや疲れを感じたら、他の3技能の訓練に移行してみるのも、良い気分転換の方法だと言える。

 言語活動の4技能のうち、どれに重点を置いて学習したいと欲するか、また、どれに重点を置いて学習するべきか、と考えるかは、各人の‘好み’や‘信念’の表れやすいところである。

 4技能のうち、特に自分が苦手としている部分を克服するために、その苦手な技能を鍛えたいと思う人も多いだろう。

 4技能のうちの一つを鍛えることに‘飽き’や‘疲れ’を感じたら、他の3技能の訓練に移行してみるのも良い方法であることを書いたが、どれか一つに重点を置いて学習し続けることにも何ら問題はない。

 もしそれが、自分にとって一番心地よい学習法であり続けるのだとすれば、である。

 例えば、4技能の能力を総合的に向上させたいと思いながらも、リスニングの練習が大好きで、どうしてもリスニングの練習ばかりをしてしまう、という人も、自分の学習法がバランスを失しているのでは、などと不安になる必要はない。

 既述のとおり、4技能のうちどれか一つを鍛えることは、他の3技能の能力アップにもつながるのだから、自分の大好きな学習法を回避する理由は何もない。

 どれほど好きな学習法も、長く続けているうちには‘飽き’を感じることもあるかもしれないので、その時に、4技能の別の面も鍛えることを考えればいいのである。


 学習動機の維持のためには、4技能のうちのどれか一つに重点を置いた学習を続けながらも、少しだけ学習の種類を変えてみる、という気分転換の方法もある。

 例えば、英会話学校に通ったりテキストを使ったりして、‘話す’練習をしていたとする。

 そして、特に、表現豊かに会話ができるようになることを目標として、ボキャブラリーを増やしたり、例文を暗記することなどに、ひたすら努力していたとする。

 しかし、そうした学習をすることにちょっと疲れを感じたら、少し視点を変えて、発音やイントネーションを正しくする練習に力を入れるようにしてみる、という方法などもある、ということだ。

 つまり、同じ‘話す’練習の範疇の中でも、別のタイプの学習に切り換えることによって、マンネリ化を防ぐのである。

 言語活動には‘読む’‘書く’‘聞く’‘話す’の4技能があるわけだが、外国語学習は、それらの練習のそれぞれに、いろいろなバリエーションを見出せるほど、非常に多くの側面を持っているものなのである。

 だから、ある一つの学習のやり方に‘飽き’や‘疲れ’を感じ始めた時、それでも4技能のうち、どれか一つを鍛えることにこだわり続けたい場合などは、他の3技能のどれかの訓練に移行するのではなく、学習のタイプを少し変化させることによって、学習動機の維持を計ることもできるわけだ。

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英語の学習法・概説(目次)

インスピレーションを重視した英語学習法

インスピレーションの重視

 最近、英語の学習法に関する書物はたくさん出版されている。

 それらは、英語をマスターするためには、英文を音読するのが一番の方法だと唱えるものがあれば、まずリスニング力を強化して、そして耳から入る音声からどんどん単語や表現を学び記憶していくのが最も効果的だと書いてあるものもある。

 また、最善の学習法は、基礎的な単語・熟語と文法の知識を徹底的に身につけた後、英語で書かれた文章を読んで読んで読みまくることだと主張するものもある。

 これらの見解は、どれも間違っていないと思う。

 どのような方法でも、その本を書いた人にとっては本当に最善であったに違いないからである。

 こういう本を出版できる人達は、かなりの成果をそれぞれの方法で収めることができたはずだから、価値のあるすばらしいアドバイスとして、数多い選択肢の中から、心の底から共鳴できるようなもの、そして楽しくやっていけそうなものを選んで試していけばいいのである。


 英語の学習法の選択に際して、最も重要視するべきものは、自分自身のインスピレーションだ。

 まず、自分の感性が、楽しくやれそうだ、と感じるものを選択し(または自分なりに考えて工夫し)、そのやり方でもって、ある程度の期間(時間)学習を続けてみる。

 そして実際に楽しくできるやり方を続けていけばいいわけだ。

 逆に、実際にやってみて、楽しくできないやり方は、自分に合わないものとしてやめていくのである。

 「○○大学の○○教授が開発した科学的英語学習法」とか、「○○万人以上の人が効果を認める学習法」といった広告文句に心が動かされて、そのやり方を試してみること自体は、決して悪いことではないが、自分のインスピレーションよりも、オーソリティー(権威)や統計結果や人の意見などを重視するのは本末転倒である。

 大部分の人にフィットする外国語学習法が、自分にだけは合わない、ということも十分ありうるし、逆に、世界中の全ての人にそぐわないやり方も、自分だけにはベストということもありうる。

 だから、自分自身の感性というものを一番信頼するべきで、どんな理由があろうとも、自分が楽しくない、と感じている学習法を続けていく必要はない。

 一人一人は皆、非常に個性的な存在なのである。

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英語の学習法・概説(目次)

性格や信念に沿った英語学習法

自分の好きなやり方で学習することの大切さ

 目的やレベルに合った学習をする、ということと同じくらい、自分の好きなやり方で学習するというのも非常に大切なことである。

脳の働きの個性的な特長と嗜好性の関係

 複数の人間の、英語学習の様子を実験的に観察していると、あることがわかってくる。

 それは、全ての学習者が大体同じ程度の学習レベルでも、しかも全く同じ教科書を用いていても、学習を進めているうちに、種々の学習の中で、各自の得意なポイントが現れてくる、ということだ。

 例えば、ある人は英語の文法構造の理解が他の人と比べて非常に早かったりする。

 またある人は、モデルとなっている英文を丸暗記していくのが非常に得意だったりする。

 そして、またある人は、ネイティブスピーカーの録音された音声を少し聞かせただけで、器用にネイティブの発音やイントネーションを正確に真似ることができたりする。

 一人一人の人間の脳は、それぞれ独特の働き方をするのであるが、このように英語の学習を行う際も、各自の個性的な特長が現れてくる。

 このような個性的な特長というのは、大体において、先天的なものである。

 そして一般的に言って、人は皆、自分の脳の素質的な特長を生かして、一番能率的に学んでいけるやり方を好み、自然にそういう方法を選び取れるようになっている。

 例えば、文法構造の理解が優れている人などは、文構造を細かく分析しながらの読解による学習が好きになる傾向があったり、また未知の音声を聞き取ることの得意な聴覚の持ち主は、リスニングによる学習を好きになる傾向があったり、といったように、である。

 このような意味で、自分の得意な面を生かせるような、自分の最も好むやり方で学習する、というのは、非常に効果的で理にかなっていることなのである。

 自分の得意なパターンでばかり学習することは、苦手な面を苦手なまま放っておくことになるのではないかと思われるかもしれないが、初級・中級レベルにおける英語学習においては、最も大切なことは、‘知識を増やす’ことである。

 そのためには、一人一人の学習者が、学習動機を維持しながら、最も効率的に知識を吸収しやすいやり方で学習することのほうが、バランスのとれたコミュニケーション能力を培うことよりも、とりあえずは重要なこととなる。

 だから、自分の好きなやり方で学習し続けることを、ためらう必要は何もない。

 自分の苦手な面の克服というのは、ある程度の英語の知識や理解力、運用能力を身に付けてから考えても決して遅くはない。

自分の性格に合ったやり方で学ぶ

 大体において、人は皆、自分の性格に合った学習の仕方を好むようになるものである。

 例えば、外交的な性格の人は、ネイティブスピーカーの人との会話を楽しみながら学んでいくやり方を好み、逆に内向的な性格の人は、独学でコツコツと知識を増やしていくやり方を好む傾向がある、といったことが挙げられる。

 また、ネイティブスピーカーとの会話による学習を好む人たちでも、個々の性格によって、ネイティブとの会話の仕方の好みは分かれてくる。

 5,6人あるいはそれ以上の人数が集まって(日本人が複数でも外国人が複数でも構わないのだが)ワイワイガヤガヤと、にぎやかに会話を楽しみたい人もいれば、ネイティブの人と1対1で、落ちついて話をしたいと思う人もいる。

 アグレッシブなタイプなら、ある一つのテーマについて語り合う討論会のような形式の中で、自分の意見を英語で主張することが大好きな人もいるかもしれない。

 このように、個々の性格によって、好みの学習の形式は変わってくるわけであるが、自分の性格に合った好きなやり方で学習する、ということが大切である。

 自分の好きなやり方で楽しみながら何かを行っている時、人間は最も効率的にその能力を伸ばす、ということが証明されている。


 英語学習において、教材選択をする際は、やはりその選び方に各自の性格がある程度反映されるものであるが、学習効率を考えた選び方というよりは、どちらかというと、特に理由のない単純な個人の好みの傾向が出ることもある。

 例として、単語集を自分で選んで購入する場合を挙げよう。(英語学習においては単語集など絶対に必要ない、という信念を持って、買おうとしない人もいる。)

 大体普通はその内容、つまり単語の難易度や、覚えやすいような工夫がしてあるかなどを気にするものだが、人によっては、どこにでも携帯して持ち歩けることを最重要視して、コンパクトサイズのものを好んで買い集める人もいる。

 また、とにかく外観を重視して、表紙がカラフルできれいなものを好む傾向がある人もいる。

 このように、‘特に理由のない単純な好みの傾向’も、もちろん大切にして、自分の気に入るようなタイプの教材を、手元に置くようにするべきである。

自分の信念に沿ったやり方で学ぶ

 個々の学習者は、英語の効果的な学習方法に関して、それぞれ独自の信念を持っている。

 例えば、英語の能力を身に付けるためには、とにかくネイティブスピーカーの人と直接会話を交わしながら学んでいくのが一番だ、というふうに考える人がいれば、まず文法を勉強し、それから多くの英文を読んで訳していくことによって学んでいくのが一番だ、というふうに考える人もいる。

 また、リスニング中心あるいは音読中心の学習法によって学んでいくのが一番だというふうに考える人がいれば、単語や例文を次々に覚えていく、といった暗記中心の学習によるやり方が一番だ、というふうに考える人もいる。

 このように、英語の効果的な学習方法に関しては、個々の学習者がいろいろと違った信念を持っているのだが、こうした信念が確実に、どのような学習法を選択したいか、という嗜好性の基盤となっている。

 つまり、自分が最も効果的だと信じている学習法を好きになる、ということである。


 このような信念を個々の人が形成するに到る要因には、いろいろなことが考えられる。

 まず、英語の学習を始める頃、または学習を始めるまでに、接した情報による影響である。

 例えば、自分の両親、あるいは自分の尊敬する人、信頼する人の考え方を聞くことによって、その考え方を受け継ぐ、というパターンも多い。

 また、本などに書かれている、英語の学習法に関する情報を読むことによって、ある種のオーソリティーによる意見として、その考え方を取りこむ場合もある。

 そうした場合、最初は容易に受け入れることのできなかった考え方でも、何度も連続的に似通った情報に接することによって、その考え方を信じ込むようになることもある。


 また、英語に初めて接する時期がいつ頃であるか、ということも、最良の学習法が何であるか、という信念形成を左右する基となる。

 英語に接する時期が早ければ早いほど、特にそれが思春期以前の時期であれば、実際のコミュニケーションから言語を習得する能力が豊かであるし、未知の音声に対して慣れることも容易である。

 だから、ある程度の期間、(実際の話し言葉としての)英語に接している時期が子供の頃にあれば、文法学習や読解による学習に頼らず、実践コミュニケーションや、リスニングによる学習の効果を信奉する傾向が出るようになる。

 逆に、初めて英語に接する時期が遅ければ、文法学習やリーディングによる学習を強調する傾向が出るのである。


 さらに言えば、学生時代に、どのような英語教育を受けたか、ということも、学習法に関する信念形成を左右する要因となることがある。

 1970年頃までは、中学や高校の英語の授業での指導形態は文法訳読法が中心であり、授業のほとんどが文法指導や古典的な教科書の読みに費やされ、話すことや聞くことについての指導はあまり行われなかった。

 しかし、1970年代に入ると、コミュニケーション能力育成の必要性が叫ばれ始め、徐々に、英語の授業に、ネイティブスピーカーの音声のリスニングやそれに続いての発音練習などが取り入れられるようになり、教科書の内容も、会話や文化的な内容を網羅したものになってきた。

 さらに、1990年頃になると、外国人指導助手(ALT)と呼ばれる、ネイティブスピーカーの先生が英語の授業を指導する機会も増えるようになった。

 したがって、1970年頃までの教育を受けた人は、文法の学習や読解による学習の重要性を強調する人が多い傾向にあるが、それ以降の教育を受けた人は、コミュニケーション能力育成のための総合的学習を支持する人が多い傾向があるのだ。


 英語の学習法に関する信念を形成する要因として、他に考えられるのは、学習者の学習経験による影響である。

 自分の気に入った学習方法で、ある程度の期間、学習を続けることによって、その成果を実感するうちに、そのやり方が一番効果的だと信じるようになるパターンである。

 これは、学習法の好みが、信念形成の基となる例だとも言える。先ほどは、個人の持つ信念が嗜好性につながることを述べたが、その逆もまた真であるわけである。

 したがって、学習者は、‘自分の個性的な特長を生かしたやり方’や、‘自分の性格に合ったやり方’を好きになる傾向があるので、そのようなやり方を、最良の学習法だと信じるようになる可能性は高いと言える。


 以上述べてきたように、人それぞれに、独自の学習法に関する信念を持っており、個人の信念が形成される要因となっているものは、さまざまなことが考えられるのだが、いずれにせよ、自分が現在持っている信念に沿って学習を進めるのが一番効果的であると言える。

 個人によって、最良の学習法はそれぞれに異なる。つまり数多い学習法のそれぞれが同等に素晴らしいのであって、優劣を決められるようなものではない。

 だから、自分が現在持っている信念が正しいものかどうかとか、より良い学習法が他にあるのではないかとか、あれこれ考える必要はあまりなく、自分が現在最良のものだと信じている学習法によって、学習を進めていけばいいのである。

 英語学習においては、学習動機を維持して、学習を長期にわたって続けていくことが非常に重要なこととなる。

 自分がその学習効果を信用することのできない、好きになれないやり方で無理に学習することは、学習効果が上がりにくいだけでなく、英語学習そのものを挫折させてしまう原因となりやすいので、避けるべきことである。


 なお、学習法に関する信念というものは、学習到達レベルや、学習者をとりまく環境や、学習経験、学習以外の種々の経験によって、変化する場合もよくあるのだが、そういう場合は、その都度、それに対応して、用いる学習法を変化させていけばいい。

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英語の学習法・概説(目次)

目的とレベルに合った英語学習法

目的とレベルに合った学習法

 それぞれの人に合った最適の英語の学習法というのは、個々の人が英語を学習する目的や、その人が到達している学習レベルによって、大きく変わってくるものである。

 例えば、ある人の英語を学習する目的が、イギリス文学の古典を原文ですらすらと読む事ができるようになるためだとしたら、その人が毎日せっせと英会話学校に通うことは、的はずれな学習を行っていることになる。

 それよりも、現代英語とは、綴り字や語彙や文法が異なる初期近代英語(Early Modern English;1500〜1700年頃)や中期英語(Middle English;1150〜1500年頃)の知識を身につけていったほうが、目標に到達するためにはるかに近い道を選んでいることになるだろう。

 また、英語を学習する目的が似通っているとしても、例えば、昨日今日学び始めた人と、もう十年以上学び続けている人とでは、その学習の仕方が異なってくるべきなのは言うまでもないことだと思う。

志向性による学習内容の違い

 英語を学習する目的がよく似ていても、志向性によって、適した学習内容に違いが出てくる場合がある。

 例えば、外国の人と自由にコミュニケーションをとれるようになりたいために英語を学習する人は多いと思うが、どこの国に目が向いているかによって、学習する内容は少し違ってくる。

 つまり、学びたいのは、アメリカ英語なのかイギリス英語なのか、またはオーストラリア英語なのか、というようなことである。

 英語が話されている国は多いが、それぞれの国の英語は、語彙・発音などにおいて、それぞれの特徴を持っている。

 だから、特に自分が学びたいと思っている国の英語を重点的に学ぶのがベストなわけである。教材選択の際、留意するようにするといいと思う。

 また、例えば同じアメリカ英語でも、フォーマルな(正式の、儀礼的な)英語を学びたいか、もしくはインフォーマルな(形式ばらない、会話体の)英語の知識を身に付けたいか、ということによっても、学習内容は変わってくる。

 フォーマルな英語を学習したい人は、英字新聞をすらすら読めたり、海外のニュース番組を聞き取れるようになることに目標を置くのが妥当であるし、インフォーマルな英語を志向する人は、日常会話の能力をつけたり、アメリカ映画を字幕なしで楽しめるようになることを目標にするべきである。

 実際、同じアメリカ英語でも、ニュースや新聞に使われる英語と、映画の中で話されている英語では、その内容だけでなく、使われている英単語の種類にも大きな違いがある。

 そうした違いをよく知った上で、自分が志向する英語は、どういう類のものかを自覚しながら学習を進めていくのが、効率的な学習をするためのコツとなる。

 以上、志向性による学習内容の違いを述べてきたが、このような志向性は、個人の好みによる場合が多いが、仕事や生活の上での必要に迫られて現れる場合もある。

学習目的と学習量の関係

 英語を学習する目的が何であるかによって、学習するべき量は当然変わってくる。

 例えば、将来、海外でビジネスマンとして活躍したいと考えている人などは、海外旅行に行った時に英語で買い物ができる程度、あるいは税関を無難に通過できる程度の会話力を身につけられればいいと考えている人よりは、学習量を多く見積もらなければならない。

 目標が高ければ高いほど、英語の学習に費やす時間を多くしなければならないし、より一生懸命努力しなければならないわけである。

自分のレベルに合った学習法を自分で見出す

 自分のレベルに合った学習をする、ということについてであるが、少なくとも小さい子供でもない限り、何が今の自分のレベルに合った学習かというのは大体わかるはずである。自分自身が感じる感覚を頼りに、選択することができる。

 すなわち、難し過ぎると思えるようなやり方や、その逆に簡単過ぎて物足りないような学習方法はやめておけばいいのである。

 教材に関しても、知らない単語など何ひとつなく、すらすらと読めたり聞き取れたり、楽々と和訳・英訳できるような内容の本や教材は、能力向上にあまり役立たず、学習意欲をそぐ原因にもなるので、避けるべきである。

 そして逆に、未習の単語が次々と現れ、ほんの少しの部分を理解するのにも時間がたくさんかかるような本や教材も、難し過ぎるものとして、避けるべきなのである。

 自分の現在のレベルよりも少し難易度の高いやり方や教材を選択すれば、最も効率的に能力を高められるし、学習動機も維持しやすい。

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英語の学習法・概説(目次)

英語学習を始める年齢による違い

学習を始める年齢による違い

 ベストな英語の学習法というのは、学習を開始する年齢によって変わってくるものである。

 幼児は、言語が話されている環境の中に生活しているだけで、その言語を大した苦も無く習得することができるので、幼児の言語習得のしくみを解明して大人の外国語学習の良い参考にしようと、昔から言語学・心理学の分野で数々の研究がなされている。

 多くの研究者の一致している意見の概要を言うと、子供と大人では、言語習得に関して脳の働きそのものが違ってくる、ということだ。

 脳の十分な発達が終わる十代前半頃に、言語習得能力の著しい変化(衰え)の起こる境界線があるとされている。

 だから、残念ながら、大人になってから外国語学習を始める場合は、幼児が母語を習得するみたいに楽にはいかない。

 英語の学習も、それを始める年齢によって、やり方を変える必要があるのだ。

 しかし、大人になってから英語学習を始めても、決して手遅れではない。

 私も含めてたくさんの人が、大人になってからの学習で、けっこうペラペラ話せるようになっている、という事実がある。

大人になってから本格的に英語学習を始める人のために

 このブログは、最低でも中学生以上の年齢で、日本国内で生活しながら、(標準的な)英語のコミュニケーション能力の総合的技能(読解能力・文章構成能力・聴解能力・発話能力のすべて)の向上を目的としている人達(初級〜上級クラスまであらゆるレベルを含む)のために書いている。

 ただ、自分が従事している仕事の性格上、言語行動の4技能(読む・書く・聞く・話す)のうちのどれかひとつを鍛える事を余儀なくされている人や、おおむね読み書きの勉強が中心になっている受験生などでも、参考にしていただける部分はあると思う。

海外生活しながらの学習が最高か?

 なぜ、「日本国内で生活しながら」という断りをいれるのかというと、「外国語の最良の学習法は、ある程度の学習を自国においてした後、その言語が話されている国に行って生活をしながら学ぶことである。」というのが、外国語の効率的な学習法を研究している多くの人達の意見であるし、私自身もそう考えているからである。

 英語が話されている国に行って、生活をしながら英語の勉強がしたいと考えている人は多いと思うが、いろいろな理由から容易にそれを実現できない人もまた多いだろう。

 日本にとどまりながらも、できるだけの努力をしようとして、良い学習法を模索している人達のために、少しでもこのブログが役に立てれば、と思う。

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英語の学習法・概説(目次)

最高の英語学習法っていったい何?

最高の学習法とは

万人共通の最高の学習法は存在しない

 英語を学習するにあたって、英語圏の国に行って生活しながら学習する、ということ以外に、全ての人にとって共通の最良の学習法があるのだろうか?

 残念ながらそういうものは無い、というのが、真実といえる。まだ見つかっていない、というべきだろうか。

 考えてもみてほしい。何百年も前から、外国語の効率的な学習法というのは多くの人によって研究されているのである。

 もし全ての人にとって、ずばぬけて有効な唯一の方法があるのだとしたら、今頃はもうとっくにみんながその方法で英語の学習をしているはずである。

目的に合った学習をすること・レベルに合った学習をすること・好きなやり方で学習すること
          
 外国語の学習法を研究している人達のおおよそ共通した意見は、全ての人にあてはまる良い学習法とは、「各人の目的に合った学習をすること・各人のレベルに合った学習をすること・各人の好きなやり方で学習すること」ということである。

 つまり、個々の学習者の、英語を学習する目的や、習得の度合いや、学習法の好みによって、最良の学習法は異なってくる、ということだ。

 したがって、無限とも言えるほどにたくさんの種類がある英語の学習法の全てが、学習者のそれぞれの個性によって、いずれかの学習者に最高にフィットする可能性を持っているものだと言うことができる。

 だから、全ての学習法は同等に素晴らしいものであり、優劣をつけられるようなものではないということだ。

 もし、優劣があるように感じられるとすれば、それは、個人の主観的な判断に過ぎないのである。

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英語の学習法・概説(目次)
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