ネイティブイングリッシュ体験記

教材研究のために、「ネイティブイングリッシュ」という英語教材を買って試して感じたことは、これが‘独学で英語を話す能力を鍛えられる’教材だということです。

「英語は独学で話すことができるようになる!!」で書きましたように、英語を話せるようになるためには、英語を読んだり聞いたりしているだけではだめで、やはり脳内に「日本語→英語」の回路を作り上げる必要があります。

この「ネイティブイングリッシュ」の、スピーキング用のCDには「瞬間スピーキング」というものがあります。
瞬間スピーキングとは、CDが日本語を読み上げた後の一瞬のうちに、それに合う英語を考えてみる、という練習をするものです。

日本語文が読まれてから、対応する英文が流れるまでに、1秒程度の間しかありませんので、最初は難しいかもしれませんが、慣れれば必ずできるようになります。

普通、英語教材は英語が先に読まれて、日本語が後から読まれるのですが、スピーキング練習のために、日本語が先、英語が後に読まれるCDを含む教材は非常に少ないのです。

↓「瞬間スピーキング」の例を聞くことができます。
ネイティブイングリッシュ

‘独学で、英語を話せるようになるための練習ができる’こと以外に、「ネイティブイングリッシュ」の特に良いポイントを3つ挙げて書いてみます。

1、例文として使われている英文がすばらしい。

この教材では、日常会話でよく使われるフレーズのみを選出し、あまり使われないフレーズは切り捨てています。
英語のスピーキング力を伸ばすためには、例文暗記もとても有効な学習法なのですが、その暗記する例文は、まずはよく使われるものを選ぶことが、当然のことながら能率的であるわけです。

2、リスニング用のCDが、2段階音声になっている。

ナチュラルスピードよりも速いスピードで、英語とそれに対応する日本語が流れてから、その後で、同じ内容でナチュラルスピードが流れます。

先に、ナチュラルスピードよりも速い音声を聞くことで、ナチュラルスピードがゆっくりしているように感じられ、余裕を持って聞き取れるようになるのです。

僕自身の経験から言うと、このやり方は、英語のリスニング力に伸び悩みを感じている多くの人にとって、特効薬的な効果を発揮します。

↓「二段階音声」と、「瞬間スピーキング」の例を聞くことができます。
ネイティブイングリッシュ

3、ボリューム満点!!

192ページのテキストと、リスニング用CD6枚・スピーキング用CD6枚・英語(ナチュラルスピード)CD3枚・ニュアンス解説CD3枚(つまり合計CD18枚)という、結構なボリュームなので、29800円という値段は、リーズナブルだと思います。

その上に、特典として、ビジネス英語を学ぶためのテキスト(32ページ)と、それに関連するCD計4枚が付録として付いてきますし、バイリンガルによる個別メールサポートも受けることができます。

付録の「ビジネス英語」は、一般の人にとっても、けっこうためになる知識が豊富にもり込まれています。


評判が良さそうだったので、学校で勧めるべき初級〜中級向けの教材研究として、この「ネイティブイングリッシュ」を買ってみましたが、予想以上に良かったですね。
他の教材と比較しても、例文の質の良さや、(値段との対比で考えた場合の)教材のボリュームの多さで、一歩勝っていると思います。

なお、「ネイティブイングリッシュ」の前身である「エブリデイイングリッシュ・フレージーズ」と、「エブリデイイングリッシュ」とは、まったく別の教材です。念のため。

「ネイティブイングリッシュ」と「スピークナチュラル」の比較
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